2003DKレポ

〜2回目のデンマーク修行!〜


少しずつ載せていきます。長い目で見てね(^^;)
※筆者の友人の影響上他HPと似たような表現がございますが、 何ら関係がございません…(スマンJIME!)

目次

第1回 〜準備、移動〜

第2回 〜気持ち外人〜

第3回 〜そして…〜

2003年9月 渡丁レポ!!2回目のDK!

第1回

〜準備、移動〜

DKのトレーニングキャンプに参加しようと決めたのは前年度の加藤氏との
参加により、なぜか飛躍的に成績が伸び、また、集中してダンスに取り組める環境が
そこにあるということからであった。

学生競技ダンス所属時は毎年合宿なるものが存在し、先輩達の指導に感銘を受け
1日中ダンスのことを考え仲間達と切磋琢磨できる環境があった。
今考えると、疑問に思うようなトレーニング

(精 神 修 行 かっっつつつ?)

もあったが、
それが確実に自分の糧となり?、ダンスの技術向上や、部内の連帯感(こっちのほうが大きいか?)
の向上にも役立っており、生涯付き合うようになる友人達とも想い出を共有してきた。
 
今回は前の週にマイアミにてグランドスラム開催が重なり、日本からはそちらへの
エントリーへの人気度が高く、また、1週間の夏期休暇をあてることになり、渡航費用もバカにならないため
小生も事実迷った。
 
だが、プライオリティをダンスレベル向上にしている以上、キーウエストの観光・世界選手権レベル以上の
試合観戦よりも、元世界チャンピオンレベル(ガルケ・アラン・マクスウェル・コリンカップル)のレクチャー
及びワークショップ・個人レッスン(ガルケ・マクスウェル・コリン)・そして何よりも
ヨーロッパのダンサー達と一緒に踊りこみができる環境に魅力を感じ、単独1カップルでの参加を決めた。
(だが、未だにキーウエストの観光がうらやましい(T-T))

...が、出発が近づくにつれ、徐々に焦りだした...。(^^;
大きいスーツケースは以前タイヤが壊れてしまい譲ってしまったので持ってないし、
初日と最終日の夜はは食事が無いと聞いているので非常食の用意、防寒対策などなど...
いろいろ買いそろえなくてはいけない!
前々日にようやく渋谷のMONOコムサで黒光りするおしゃれなスーツケースを4800円で購入し
100円ショップでカップヤキソバ「俺の塩」を購入し、股の破けたラテンパンツを直したり、
練習着(洗濯しても乾きやすいUNDER ARMERを主に)・下着類・JAPANウインブレ・シューズ
・筋トレゴム(笑)を詰め、衣装も玄関につるした。幸い1日余裕があったので、気持ち
準備万端で望めそうで、向こうでの充実した日々を想像しつつ何か足りないような不安感も
感じていた。(こういう時って結構大事なものを忘れていたりする物だ…)

さて、当日の朝は友人の遠征記の



『ジュウジ ハップン デース』

(スマンJIME_2)


という事も無く(^^;)無事成田に着き、スカンジナビア航空にてロシア上空を経て
約10時間のフライトを楽しんだ。
余談だが、小生リバーシといういわゆるオセロのゲームにはまり
HARDレベルのコンピューター相手にパーフェクトを出しこともある。(対戦者募集中)
機内のエンターテイメントではX-MEN2が日本語吹き替えでやっており、ウルバリン役の
ヒュージャックマンがかっこいいとか、ナイトクロウラー(顔面が群青色の新キャラ)が
どこかで見たことあるなぁとか思いつつ下方カメラを見ると一面の雪景色に凍った川が
数本見え、ロシアの大地は無駄にでかいなぁとしみじみと地球の雄大さに驚いていた。

また、今回もコペンハーゲンで国内線にトランジットし(途中ターミナル移動で無料バスを使用)
オーフス空港に向かった。
飛行機
↑今日の機長はフレッシュです(笑)

芋虫
↑この人はあまりのフライトの長さにトランスフォームしているようですね。。(^^;)

この国内線はフライト時間40分と非常に短く水平飛行の時間がほとんど無く、軽食の後片付けは、
着陸サインにかぶっていたが、フライトアテンダントはかなり余裕であった(@o@)

飛行機2
↑プロペラ機はかなりゆれます。。この写真、実は帰りの飛行機です(爆)

手荷物の受け取りは看板が出ており、
「domestic(国内)」の文字を見つけたパートナー「キド」は迷うことなく「トコトコ」とそちらへ向かった。
しかし「international via Copenhagen(コペン経由の国際線)」を見つけた小生は
「キド」を制しそちらへ向かった。(外人でも引き返していたので、全ての手荷物はこちらからであったのでしょう。)

オーフス空港から目的地の最寄駅セントラルステーションまでは高速バスが出ていた。
昨年は小生の預けた「釣り竿」によりバスを逃し、挙句タクシーで違う場所に連れて行かれ、
かなり余計にお金がかかってしまった。(2万円ほど(加藤さんホンマスンマッセン!))
駅近くのセブンイレブンで水・菓子を購入し、路線バスで向かうとすぐに目的地に着いた。

世界のバ窓から
↑バス料金はエリアで決まっており、どこから乗ってどこへ行くまでには、時間制限だけがあるのだ。
 
そして、ここから小生の意味不明な外人的行動に拍車がかかっていくのであった…。(^^;)

第2回

〜気持ち外人〜



昨年の記憶を頼りにUP STARE(2階)の練習場前に入った。

UPSTARE
↑ここの休憩所は宿泊しない近隣のクラウスやピーターたちの溜まり場となっている。富士学院の受付前と言ったところだろうか。 UPSTARE2
↑常にコーヒー・紅茶・果物等が置かれており、いつでもくつろぎの一時が持てる。 FROAR
↑上の写真の右側にはとても広いフロアーがあり、音楽環境もばっちりで時々ピーターが 子供向けに団体レッスンを行っている。ワークショップ・レッスンは主にここで行われた。ちなみにフェアウエルパーティもここで行われた。
そこにいた、中年の女性に話し掛けると「今ちょうどディナーの時間でもうすぐミーティングよ。さあ,一緒にいきましょう!」と
レストランに連れて行かれた。前年度の食堂は建物から100mぐらい森を抜けたところにある猟奇的な古い建物(窓から競輪場が見える)か、
試合開場に隣接しているこれまた年季の入った所であったが、今年はうってかわって非常に近代設備的なレストランであり食事の時間は
楽しみの一つとなった!

建物入口
↑この建物が割と新めで前年度はついに一度も入ることはなかった。 UPSTARE2
↑ここではバイキング式(さすが北欧デンマーク!)に選手同士が同じ釜の飯を食う。結束も深まるわけだ!

さてこのとき、時間的には既に合宿前ミーティングの時間に差し掛かっておりほぼ全員食事が終わりミーティングを待ちわびており、
我々も空いている席を探し「エクスキューズミー」とか言いながら長テーブルの奥に入った。

そこで、なぜかスイッチが入った!!

「ハ〜イ!ナイス トゥ ミーテュー」

と言いながら隣にいた巨大な堀の深い外人に話し掛けてしまった。。。目が合ってしまったための奇怪な行動だろうか?その時自分は別人だったと思う。
そして更にこのとき無意味にハイテンションでハイタッチしそうな勢いだった。(小林風)

(初対面ではしね−だろふつう<(−−;))) その後はどこからきたとか、フライトにすごい時間が掛かったとか、ジェットラグはどうかとかの一連の会話をし一応顔見知りになった。…と思う(−−;) 後で判明したのだが、その人はペーターさんといい吉川さんと仲が良い方で、日本人にも偏見のないいい人であるそうだ。 現在はターンプロし、アマチュアでは獲れなかった代表権を獲得している。 ミーティング後夕食を諦めていたが、かたずけられずにすんでいたのでパスタとサラダをむさぼり食った。とてもうまかった! 前回はその後の自主練で周りの風にもりもり来てしまって、ジェットラグ状態のパートナーを横目にハッスルしてしまったが、 今回は頼れる方もいないので慎重に調整し早めの就寝を決め込んだ!(前回は加藤さんに、とってもお世話になりましたm(_ _)m)

第3回

〜そして…〜

2日目からはチャンピオンクラスの方々のワークショップ&レクチャーである。

まずは朝ご飯に向かった。
UPSTARE2
↑朝はここでバイキング!こっちのパンは皆フランスパン級に硬い!
中にはクロワッサンもあったが、この固いパンにハムとチーズを挟んでむさぼり食うのだ!うまい!他にもシリアルやヨーグルトなど豊富である。

UPSTARE2
↑朝食のメニューはこんな感じです。


基本的にAMがレクチャーで、ほぼ筆記のお勉強会主体で、PMに同じコーチャーによるレクチャーの内容を受けたワークショップである。
レクチャーのときは割と皆ジャージ系で、シューズもジャズシューズを着用している人が多かった。ワークショップの時は完全に練習着着用で
ヨーロッパの方々は(特に女性)

どこに売ってんの!?(ブライト風)

系のびらびら&スリット入りまくりの衣装を着ていた。

加藤さん曰く

ケバッ!

状態でした(^^;)(向こうの方は金髪で目鼻立ちもはっきりしてますからね…)

さて、内容はと言うと、
@カウント
A表現
B体の使い方
にそれぞれのコーチャーが重点を置いていたように思えた。1対多の宿命かもしれないが、まずは大雑把に教え個人レッスンで磨くと言ったところであろう。

今回の日本での強化合宿でもやったが、サンバのカウンタープロムナードランのカウントの取り方1・2・3(3/8,2/8,3/8)や、
「背骨を背中方向に持っていくためにアバラを閉じる」や、音楽を聴いてそれに合わせる(音が小さくなったら小さく踊り、
大きくなったら元気よく踊る)をクラウスをモデルにやっていた。また、コーチャーで言うとピーターマクスウェルは全ての動作において
難しく考えるな、と「EASY」を連呼していた。コリンは相変わらずすばらしいギャグセンスの持ち主で、あきさせることなく重要なことを
明確に話していた。

DOWNSTARE
↑ここでレクチャーをするのだがこのときは卓球台が並んでいた。。

今回は、ピーターマクスウェル・コリン(初)・ガルケに個人レッスンを入れてみた。ピーターはスッパマンのような顔をし、
だぶだぶなYシャツを着ていたがとても筋肉質で、ハムストリングを触らせてもらったら鉄のように固かった!
また、「EASY」の意味を深く知ることにもなった。要するに、必要最低限の動作で最大の効果を得る…
パートナーのじゃまになるようなリードは自分にもストレスでもあるようだ。
コリンはとても優しく面倒見のいいコーチャーだった。ガルケはホモだからだろうか、非常に親切だった。
が、ピーターとガルケは前年度も習ったが覚えていないようだった…あたりまえか(−−;)>

DOWNSTARE
↑コリンは立川の原田さんのメインコーチャーでもあった。
さて、2日目はすごく良いレクチャー&ワークショップを受け課題も発見し、楽しいディナーを終え風を感じる自主練を残すのみとなった。
しばらく時間もあり、長旅の疲れもやや感じるので、1時間ほど休むことにした。

就寝
↑寝ることも大事なトレーニングの一つの要素である。

zzz…



zzz…



・・・・
・・・・・・
・・・・・・・・
「!!!!!!?」
 
 
ハッと壁の時計に目をやる。
 
すると 時計は 飛んでもない位置に その 針を 向けて い た...。
 
 
 
 
『ジュウジ ハップン デース』(夜)(すまんジメ3(^^;))
 
 
 
・
・
・
「んののあああああぁぁぁぁ〜〜〜!!!
 ヤバイ!起きろぉー、きど!やっちまったぞ!!」
 
 
練習場が22時までしか空いていないのに
22時過ぎに起きた二人!!!
 
どうする!?

 
 
てゆうか、もうダメだろ!おまいら!!

やってもうた
↑その時の気分はこんな感じby練習場の階段に掛かっている絵
この日は風を感じることなくそのままフテ寝した。。


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