東京都

    弁慶掘

    現在は堀の周りに全て柵が張られ、ボート使用者のみの釣堀と化してしまった。。なので以下の陸釣りは過去の良い思い出として読んでください。…ここは都会の1等地にあり、ニューオータニとアカプリを眺めながらの釣りとなる。ポイントは弁慶橋の近くと、西側のワンド、橋とワンドの間やワンドから橋と反対方向へつり歩いてもよい。また、ニューオータニ側は釣りにくいが、流れ込みの所やボート屋の近くで餌釣りもよい。餌はミミズがよい。また、フライで鯉が釣れる。ルアーは、ワーム・グラブ・スピナー・バズベイトが実績あるが、4.5Mぐらいの渓流竿で餌釣りをしておけばボウズは免れるだろう。また迎賓館にお偉いさんが来日していると職務質問されたり、堀の中を捜索していたり、キャッチボールをしていると怒られるときもある。ところで、ここではるか昔にオオサンショウウオが釣れて新聞に載ったこともあるのだ。
    ちょっと野暮用でここに行く用事があったので、ひさしぶりエピソードを書きたいと思う。

    この池は外堀と呼ばれる江戸城を取り囲む大小の野池の一つであり、市谷のお堀と近いイメージがある。しかし、唯一ブラックバスが多数キャッチされる堀としても昔から有名であり、早稲田中学・高校釣り研究部時代のホームグラウンドとして、学際の展示用に釣りに良く行ったものだ。巣鴨に住んでいたころは自転車で約40分かけて行った事もある。ここでは、38センチを筆頭に20〜25センチのバスを行く度に必ずキャッチしていた相性のいい池でもあった。春先になると、小さいバスがスピナーで入れ食い状態となり、水槽で飼った事もあった。ここでのあたりルアーは水深が浅い為よくバズベイトが良いと言われており目の前で釣れていることもあったが、自分としてはここではほぼチャート系orスモーク系のゲーリーヤマモトのグラブのジグヘッドでの底引きか、スライダーワームのスプリットショットリグ、もしくはスピナーのただまきで釣果が上がっていた。また、ミミズでの浮きの仕掛けであれば、水深約40センチほどでワンドや突き出しのマンホールの所や橋の下などでかなりの確立でバスがつれる。橋の反対側のゴミ溜まり内でもキャッチ例がある。また、ギルも相当数生息しておりミミズでやればボウズは免れるだろう。また、意外に鯉の生息が数多く確認されており、上記の仕掛けの他に吸い込み仕掛けに「荒食い」(同期にいた池田君推奨)というエサをぶっこんでおけば、いつのまにか釣れていたこともあった。そのころは、ニューオータニを眺めながら坂になっている芝生の上で将来像を語ったり、何かに取り付かれたように夜中に一人で行っては釣りに明け暮れていたころが懐かしい。いまや釣り研究部はなくなってしまい、文化祭での釣堀も楽しむことが出来なくなってしまったが、そのころ何気なくふらっと釣りにいけたことが今や色々な意味で非常に恵まれていたのだなぁとつくづく思う。そのころ眺めていたニューオータニにてダンス競技会の招待選手となり、レセプションに招かれようとは夢にも思っていなかった。

    <対象魚>ブラックバス・ブルーギル・コイ・フナ

    <アクセス>有楽町線永田町駅、丸の内線赤坂見附駅徒歩1分

    外堀(市ヶ谷)

    ここはJR市ヶ谷駅とJR飯田橋駅にあり、皆さんも総武線や中央線から眺めたこともあるであろう。ポイントは、実績があるのは市ヶ谷駅寄りの釣り堀の側の流れ込みの近くとその沖である。仕掛けは3Mぐらいの投げ竿で吸い込み仕掛けがよい。竿も3本ぐらいあると確率が高い。餌はスイミーに限る。これは、隣の釣り堀から流れてくる水に原因があるかと思われる。時には、流れ込み近くで多数の鯉が遊泳するの後見られるので、パンをまいて、そのうちの1つに針を付けておくだまし釣りもよいだろう。鯉はすごく走るので硬い竿とリール付きの仕掛けで、ラインも太目で挑んだほうが良い。3.9から5.4Mのヘラブナの仕掛けで、ふなや鯉が釣れる。しかし餌取りのクチボソが結構いるので注意。ビン胴などで中に餌を入れておくと、数100匹のクチボソが取れる。また、目を離した隙にネズミに餌袋をかじられ持って帰れなかったことや、魚を取り込もうとして敢え無く抹茶のような色のお堀の中に落ちる事もあるので注意が必要だ!時々、釣り堀のそばで鯉をたくさん釣っているとつれない釣り堀のおやじや釣り堀ババアが因縁を付けて石を投げてくるので、その時はおとなしく退散しましょう。

    <対象魚>コイ・フナ・ヘラブナ・クチボソ・ブラックバス(未確認)

    <アクセス>有楽町線市ヶ谷駅、JR総武線市ヶ谷駅徒歩3分

    千葉県

    印幡沼西部調整池

    ここは夏になるとあおこが発生したり生活用水の流入が激しかったりでうんこくさい。しかし数年前までスポーニング時期になると大爆釣したこともあったかつての名スポットである。グラブのチャートリュースやスモーク、スライダーのブルーやスモークに実績がある。スピナーベイトの黒やラトル入りのバイブレーションルアーも良い。水深が平均して浅く、時々座礁してしまう事もあるので(そこにはなぜか椅子が置いてある)なるべく葦際を狙っていこう。

    <対象魚>ブラックバス・ブルーギル・ヘラブナ・コイ

    <アクセス>東関東自動車道四街道北上

    神奈川県

    芦ノ湖

    ここは、3月1日のニジマス釣りの解禁が有名だが、山上湖なのでさむい。四季折々の風景や、いろいろな観光スポットへのアクセスも抜群である。3月から5月ぐらいにかけてはニジマス・ブラウントラウト・イワナ・サクラマスをねらう。たまにルアーでバスがかかったり、餌でギルがかかったりでがっかりすることもしばしば。釣り方は、ボートで沖に出てルアー竿に片手天秤仕掛けで針はマスバリの7〜9号ハリスは1〜1.5号ぐらいでよい。餌はイクラかブドウ虫で底から3〜5m離した所で置き竿をたくさん出しておく。経験上1人2本が良いだろう。ルアーでのマス釣りは、解禁当初は良い。ルアーはシンキングミノーが1番良くスプーンも良い。

    <対象魚>ブラックバス・ブルーギル・ワカサギ・ニジマス・ブラウントラウト・イワナ・サクラマス

    <アクセス>東名高速道路御殿場南下